高知で基礎工事を頼むには?改めて知りたい基礎工事について

基礎工事とは?そもそもどんな工事

基礎工事は、文字通り建築の基礎となる工事で高知にも数多くの専門業者がいます。
この工事は簡単い言えば地面と建物をつなぎとめる工事のことです。
基礎工事を行わないと、建物が倒れてしまったり、一部分だけ沈んでしまう不同沈下が発生してしまったりといったことが少なくありません。
高知をはじめ全国では主に直接基礎と、くい基礎と呼ばれる2種類の基礎工事が行われています。
直接基礎は、さらにベタ基礎、布基礎、独立基礎に分けられます。
ベタ基礎は、床下全面をコンクリートで覆い、基礎全体で支える方法で、主な柱や壁の下に連続して基礎を設置するのが布基礎です。
独立基礎は、主な柱の下にだけ基礎を設置するものになります。
ちなみに独立基礎は最近住宅に使われることが少なくなりましたが、住宅以外の建物に使われる工法としてしれられています。

一方、くい基礎は地盤が軟弱な場合に用いられ、高知でも軟弱な地面に施工する場合、多く利用される方法です。
深く差し込む支持杭(まさつぐい)と多数の杭を浅めに打ち込む摩擦杭(しじぐい)があり、特に軟弱な地盤に施工する場合は、硬い地盤まで打って基礎を支える支持杭が用いられます。
摩擦杭は、単独で利用されることが少なく、先ほどの直接基礎と組み合わせて行うことがほとんどです。

高知の基礎工事を頼むには?

基本的に直接基礎工事を頼むということは個人レベルでほとんどありません。
多くは工務店やハウスメーカーからの発注で行う形になります。
ただ、特殊な建物を依頼する場合や自分も建築関係者という場合は、高知で基礎工事の得意な分野を調べて依頼するのがおすすめです。
くい基礎が得意な業者や直接基礎が得意な業者もいます。
また、高知の複雑な地形に合わせて基礎工事を行う、難工事が得意な基礎工事業者もいるので、どんな基礎工事を行うのか、あらかじめ考えておきましょう。
もちろん、地盤の調査などを行わないと、それらの業者の見極めはできません。