定期預金も更に金利が下がった!上手にお金をためるポイントは?

2020年4月29日、大手銀行と地方銀行は一斉に定期預金の金利引き下げを発表しました。

定期預金の金利は年0.002%と普通預金の0.001%とほぼ代わらない水準になっています。

只でさえ手数料負担などが重くなる傾向があるなか、お金をためる方法や銀行選びも大切になっているのです。

銀行自体が利益をあげるのが難しい時代になっている

銀行の金利は全体的に低くなっていて、手数料負担も重くなる傾向があります。

これは安定して銀行が収益をあげられる国際などの金利も低下していて、手数料収入やお金の貸付でなければ収益があげられないからです。

一方で、一部の銀行にとっては低金利であることがビジネスチャンスになっていて、高い金利で他銀行からシェアを得るための工夫をするポイントになっています。

特に目立つのがネット銀行で、あおぞらネット定期預金は条件を満たせば年利0.2%になっていて、一般的な銀行や地銀との差が目立つようになっています。

ネット銀行にも落とし穴がある?

ネット銀行は金利面の優遇が受けられるケースが多く、中長期でお金をためる場合は一般的な銀行よりもメリットが大きくなっています。

ただし、手数料には注意が必要で、頻繁にお金を引き出したりしているとマイナスが大きくなることがあります。

コンビニ経由で入出金が出来るネット銀行が非常に多いものの、そのたびに手数料がかかる場合があるからです。

月○回までは入出金が無料と言った特典があるのもネット銀行の特徴になります。

頻繁に入出金をするのではなく、まとめてお金を引き出す、振り込むようにすればそれだけ節約ができます。

困ったときに少しずつ引き出すと言った方法では損をしやすいため、バランスに気を配るのがおすすめです。

参考楽天銀行手数料一覧:ATM利用手数料(個人口座)

まとめ

日本の人口は減少傾向にあり、地方では銀行の吸収合併が進んでいます。

メガバンクも地方銀行も大きな金利を設定するのが難しい状態で、全般的により新しい枠組みで作られたネット銀行の方が金利が高くなっています。

ネット銀行は全国に支店がなく、人件費の節約が出来ることからそれだけ金利も上げやすいのが特徴です。

しかし、その分提携ATMの利用で既存の銀行などに手数料を払うなど、ビジネスモデルの違いで収益の出し方を変えている面もあります。

金利はわずかな差であっても長期視点でみれば大きな違いになることもあります。

少しでも低いと思ったら、比較して見直すなど工夫をするのがおすすめです。