愛知の運送って地味にすごくないですか?という話

さて、突然ですが「運送」って聞くと、皆さんどんなイメージをお持ちでしょう?「荷物を運ぶ人でしょ?」「トラックがいっぱい走ってるやつ?」ええ、まあ間違ってはいません。でもね、私、最近ちょっと気づいたんです。愛知県って、実は運送の“主役級”の場所なんじゃないかって。

え?なんでそんなこと言い出したのかって?まあまあ、ちょっと聞いてってくださいよ。

トラックが走ってない時間帯を探すほうが難しい

私は愛知県に住んでるんですが、通勤中に高速道路を見れば、もうどの時間もトラックがビュンビュン。信号待ちの横もトラック。気づけば隣の席の同僚も元・運送業出身。いやほんと、それくらい運送業が根づいてる県なんですよ、愛知って。

考えてみれば、トヨタをはじめとする製造業の牙城ですし、部品ひとつとっても「必要な時に、必要な分だけ」なんて超タイトな納品スケジュール。それを毎日毎日しれっとこなしてるんです、運送の皆さん。感謝しかない。

荷物だけじゃない、信頼も一緒に運んでいる

でね、これ最近知って「へぇ〜!」ってなったんですが、愛知の運送会社さんって、ただ荷物を運んでるだけじゃないんです。荷姿の管理や時間厳守はもちろん、「ドライバーさんが愛想いい」とか「臨機応変に融通をきかせてくれる」とか、細か〜いサービスがすごい。

物流って“つなぐ仕事”ですけど、下手したら営業以上にお客さんとの距離近いんじゃ?とさえ思うことも。私の会社でも「いつもの運転手さんが来ると助かる〜」って、もう半分スタッフ扱いですからね。いやほんと、それ給料出したいくらい。

そもそも、愛知って道路マニアの楽園です

話がそれますが、愛知県って道路好きにはたまらん土地なんですよ。東名・名神・伊勢湾岸・新東名、下道も名二環やら知多半島道路やら、ちょっとした“高速の交差点”。私はたまに地図アプリで経路検索して、どのルートが最速かシミュレーションするのが趣味なんですが(暇か)、それも全部、運送の効率を考えるトレーニング…ということにしています。

この道路網のおかげで、愛知の運送業界は日本の心臓部のひとつといっても過言じゃない。いや、ほんと、言い過ぎかもしれませんけど、言いたくなるくらいスゴイんですよ。
最後に真面目な話をすると、物流ってAIでもロボットでもまだ完全には代替できない分野なんですよね。道を読む勘、天気を見て段取りを調整する判断力、そして、遅れそうになったらちょっと頑張っちゃう人間力。

愛知の運送って、そういう“ちょっとした頑張り”で回っている気がします。無事に荷物が届くのは当たり前じゃなくて、実は毎日が綱渡りのような段取り芸術の成果。トラックが荷物と一緒に運んでいるのは、私たちの「仕事がちゃんと進む」という安心なんですよね。