海外(インドネシア)で起業する7か条

筆者は2008年より現在までインドネシアのバリ島で暮らしています。

34歳の時に日本でのサラリーマン生活に終止符を打ち、インドネシアンドリームを夢見て南国に飛び出しました。

そして何人かの仲間と共にバリ島にスパとヴィラ施設を起ち上げhttp://www.qrg.co.jp/(スパのサイト)

様々な苦労や困難を乗り越えて成功し、現在は南の島の空の下で快適な海外暮らしを楽しんでいます。

インターネットの普及とIT技術の進歩により、現在は国境という垣根がない世界です。

起業、転職、第2の人生を考えるとき、海外という選択肢は既に当たり前の時代になりました。

筆者が住むインドネシア(バリ島)を例にして、あなたが海外に飛び出す為に、ぜひ身に付けていただきたい7か条をまとめてみました。

ローリスク・ハイリターンの恩恵を利用せよ!

ご存じのように物価、人件費の安い東南アジアですから、日本の半分以下の資金で起業、生活ができます。

主な物価の目安はコチラを参考にどうぞhttps://locotabi.jp/bali/guide/tg-gen-prices(他サイト)
最低賃金が2-2.5万円のこの島なら、多くの人材を少ない人件費で雇う事が可能です。

コンサルタントはスマホでOK!

海外進出となれば、いろいろな面で不安要素はありますから、海外起業コンサルタントに頼りたい気持ちは当然です。

しかし、この情報社会の現代では「バリ島 起業」のキーワードで驚くべき量の詳細情報が無料で手に入ります。

高額なコンサルタント料を払わず、まずは自分で情報収集しましょう。

計画は1-2ヶ月の遅れが当たり前!

良く言えば「のんびりして、大らか」悪く言えば「時間にルーズ」なインドネシアでは、「計画通り」という言葉を忘れましょう。

「雨が降ったから工事は中止、朝のミーティングが午後まで延期」なんて当たり前。

遅れる事を想定した計画作りを。

やっぱり身体が資本!

医療レベルが日本より数段下がるインドネシアでは怪我や病気が1番の大敵です。

大きな怪我や病気で日本に帰国する方も少なくありません。

常に健康管理に気を使いましょう。

男は度胸、男も愛嬌!

控えめで謙虚な日本人は世界中から好かれていますが、個人主義、個性の強さが足りないとも捉えられます。

海外では時には外国人に英語で文句を言ったり、現地人とも戦わなければいかないシーンが多々あります。

そんな時は度胸を据えて、立ち向かいましょう。

一方、シャイで人見知りな性格も日本人の特徴ですが、海外ではとにかく笑顔でいれば大丈夫。

愛嬌よく接していれば、直ぐに現地人はあなたを迎えてくれます。

今日からインドネシア人!

日本人がインドネシア人になるのはとても簡単です。

現地の彼らの生活、習慣、食事、あらゆるモノをまずはマネしてみましょう。

「郷に入っては郷に従え」です。

誰も信じるな、頼りは自分だけ!

もちろん、現地での友人やビジネスパートナーは必要ですが、最後は自分です。

裁判沙汰やちょっとしたトラブルも、やはる外国人には常に不利に動きます。

バリ島で事業に失敗した日本人のほとんどが「人間関係」が原因です。

他人に任せず、小さな事も自分で考えて動くことが大切です。

まとめ

本文は筆者の12年間の海外暮らしで起こった実体験や、身近にいる同じ海外在住日本人から聞いた実話を基に構成しています。

特に会社の起ち上げ時には、ただでさえ解からない起業を外国で行うという大きな壁からのスタートで、相当な苦労がありました。

しかし、いま思うと起業当時に1番大事だったのは、資金や語学力ではなく、この7か条のような気持ち、気構えだったと感じます。

筆者も何とか起業し、その後も会社がうまく軌道に乗れましたが、この実体験から人は強い意志と志があれば、大抵の事は達成できると感じました。

本文を読んで、これから海外へ飛び出す方への参考になれば幸いです。