四国で多く導入されているフレキソ製版とは何か

フレキソ製版とはどのような物なのか

フレキソ製版と言われても、よくわからないという人も多いでしょう。
あまり聞かない名前なので、よくわからない人が多いのも当然です。

そこでフレキソ製版について簡単に解説をしていきたいと思います。
フレキソ製版というのは、ゴムや合成樹脂などの高弾性を持った材質で構成されている刷版のことを指します。

ちなみに印版というのは、ダンボールなどに印刷をするときに使われている凸版のハンコのことを言います。
フレキソの意味は軽快や清潔、清らかや簡単など、複数の意味が存在しているのです。

シリンダーに巻き付けられている印版を回転させて、ダンボールなどに印刷を行っています。
ダンボール以外には、紙袋の印刷などに用いられているのです。

フレキソ製版の特徴

印刷をする方法というのはたくさんありますが、フレキソ製版は他の印刷方法に比べてコストを抑えられるという特徴があります。
しかも水性のインキを使用しているので、比較的環境にやさしいのも特徴だと言えるでしょう。

環境問題が騒がれている現在にはふさわしい印刷方法だと言っても過言ではありません。
ヨーロッパではどんどん普及している印刷方法なのですが、日本でも徐々に普及していると言えるでしょう。

インキの供給量がとても安定しているので、きれいな印刷ができるのも特徴です。
四国にもフレキソ製版によるフレキソ印刷を行っている会社がいくつも存在しています。

ちなみにフレキソ印刷は当初コールタール染料が使用されていました。
コールタール染料とは、主成分がアニリン油であることから、昔はアリニン印刷とも呼ばれていたのですが、アリニンは有害物質や毒物という意味もあるので、今のような名前に変えられたのです。

四国でも現在ではフレキソ製版による印刷が行われている会社も存在していますが、四国以外の地域でも導入している会社はあります。
まだそれほど多いわけではありませんが、今度はどんどん増えていくのではと予想できます。