速読の代用になる読書術の紹介

速読に関する様々なテクニックがあります。

しかし、その多くは高い技術や繰り返しの修練を要求されることが多く、なかなかものにできないことも少なくありません。

そんな場合に代用となるのが複数の本を同時に読むことです。

これがなぜ代用になるのかを紹介します。

複数の本を同時に読むことでトータルの読書量を稼げる

速読の目的は、より多くの読書量を得るのが一つの目標です。

その目的を他の方法で補う方法として有効なのが複数の本を同時に読むことです。

具体的には、通勤中に読む本や自宅で読む本、隙間時間に読む電子書籍など、シチュエーションに応じて本を用意することで読書量の総量を増やします。

また、速読であっても集中力が尽きることと同じことが複数の本を読むことでも起こりうるので、集中力が尽きたら別に読む簡単な本を用意するのも有効です。

こうすることで、読書量を稼ぎ、速読と同じメリットが得られます。

これは並行読書と呼ばれる方法で、本来は教育で行われます。

参考:https://www.meijitosho.co.jp/sp/eduzine/tangengo/?id=20141262#:~:text=%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BD%93%E8%A9%B2,%E3%81%AE%E5%B7%A5%E5%A4%AB%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

複数の本の数は人によって異なる

複数の本として、数を明確にしなかったのは、人によって複数の本に対応できる数が異なるという点です。

じっくり理解して読みたい方は、2冊が上限という場合もありますし、反対にサラサラ読んでいくスタイルの方は6冊でも余裕という場合があります。

人によって複数の本の数が異なるので、自分に向いている数を探してみるのも良いかもしれません。

電子書籍と紙の書籍をミックスするのがおすすめ

電子書籍と紙の書籍はミックスするのがおすすめです。

複数の本であっても読み方のスタイルを変えることで集中力が保たれます。

そうすることでより多くの書籍を同時に読み進めることができるでしょう。

速読に自信がない方は、こういった読書スタイルでより多くの本を読むのがおすすめです。

まとめ

様々な読書術があります。

速読はその代表格といえるでしょう。

そんな速読を代用する形で複数の本を読むのは、読書量を効率よく増やしていくうえで、とても効率の良い方法です。

冊数や用意するシチュエーションなどは個々によって異なりますが、読書がはかどる手段なので、一度お試しください。

思った以上に年間の読書量が増えるはずです。

もちろん速読と組み合わせることもできるので、速読に自信がある方は併用してみるのもおすすめです。