日本人と神社

数多の神様

日本には、八百万の神様がいらっしゃいます。商売繁盛の神様、健康の神様など色々です。奈良時代に入ると仏教と混ざりあったものの、根本的な部分は同じでしょう。八百万の神様がおられる場所こそが、神社になります。
神社がいつ頃始まったのかは、記録に一応残されています。ただ残された記録よりも遥か前から、存在していた可能性はかなり高いです。太古の人々は神様がおられる場所を「神聖な場所」とし、信仰してきました。日本人と神社との繋がりは、かなり密接です。

皇室と神社

神社との繋がりがより濃いのが、皇室関係でしょう。証拠はなく言い伝えの範疇になりますが、神宮が皇居になっていたという話があります。繰り返しますが、嘘か本当かはわかりません。ただ当時の状況を考えると、嘘だとはっきり断言できないのです。
当時は身分の差がはっきり出ていた時代。豪族達は自分達のちからを示すために、神社を建てていたという話もあります。多くの人をまとめるための役割を神社が担っていたとしたら、神宮が皇居になっていても不思議ではないでしょう。

令和時代に現存している皇室と密接なつながりのある神社

さらに皇室と深く関係している神社は、令和の時代になった今も日本全国各地に現存しています。例えば大分にある神社は、かつて皇室関係者が多く訪れたという話が残っています。
最も有名なのは、三重県にある神宮でしょう。2019年には900万人以上の方が参拝した、日本最大の神宮です。皇室とも深い関わりがあり、参拝もしています。大きなニュースにもなっていたので、記憶に残っている方もいらっしゃるはずです。

庶民にもひらかれている神社

ハイクラスの人達と関わりのある神社。でも神社は、庶民にも広く開放されています。歴史を見てみると、地域コミュニティの中心地だった神社もございます。最近は、災害が起きた際の避難場所として指定されている神社もありました。
もし何か願い事があるのなら、心機一転とスッキリしたいのなら神社はおすすめです。拝殿に手を合わせたら、心が少し軽くなるかもしれません。