難しい子供とどう接すれば良いのか?

子育ては難しい

他の子供と成長具合が違うとなると、親としては焦る気持ちもあるでしょう。我が子でありながらもどう接して良いのか分からず、つい強い口調になることもあるかもしれません。
そこでいわゆる「難しい子供」とどう接していけばいいのか、考えてみましょう。

直接伝えることを心がける

まずは間接的ではなく、直接的に伝えることです。例えば、遊んでいたオモチャを片付けさせたいとします。「他のお友達もお片付けしているよね」と間接的に言ってしまうと、子供には通じません。「他のお友達が片付けているから何?」という、態度を取られるのがオチ。親の言うことを聞こうとせず、そのまま遊び続けるでしょう。
オモチャを片付けてほしいというのなら、直接「今さっきまで遊んでいたオモチャを片付けて」と伝えましょう。

言っても聞かない理由は?

しかし「オモチャを片付けて」と伝えても、実際に動いてくれるかどうかは別問題。単に「もっと遊びたいから」という理由で、動かないのではありません。行動の切り替えを苦手としているのです。
今まで楽しくオモチャで遊んでいたところ、急にやめてお片付けをするのは、大人が考えるよりもものすごく難しい行為。しかも「なぜオモチャを片付けないといけないのか」について、全く理解していません。理解ができない行動を無理にでも強いてしまうと、親子の間で修羅場となるのは明白です。

本人に寄り添おう

オモチャを確実に片付けてもらう方法としては、本人に寄り添うことでしょう。「オモチャで遊ぶのを辞めるのは嫌な事」と理解を示して下さい。そして、オモチャを片付けなければならない理由を説明します。
「オモチャのお片付けは嫌なのは分かる。でもオモチャを片付けたら、次ももっと楽しく遊べるようになる。いっぱい遊ぶためにも、お片付けをしよう」と、説明するのがベストでしょう。

誰かに相談しよう

また専門家に相談してみるのも手です。鳥栖市では専用の相談窓口を設けているので、少しでも引っ掛かる部分があるのなら、相談して下さい。
鳥栖市の児童発達支援の利用も、検討してみましょう。誰かに「HELP」と合図を送れば、誰かは助けてくれます。