文化と歴史の再生を目指して!伊丹市の文化施設建設プロジェクトを紹介

兵庫県と大阪府の府県境に位置する兵庫県伊丹市では、文化と歴史を再生させるプロジェクトが立ち上がっています。同市の豊かな遺産を称え、新たなる文化的拠点を築くことを目指しているこのプロジェクト。建設される施設は、5つの施設がひとつになったことが特色です。今回は、地域の伝統や芸術を活性化させ、市民に豊かな文化体験を提供することが期待されている伊丹市の建設プロジェクトについて解説しましょう。

伊丹市の文化施設建設プロジェクト!市立伊丹ミュージアム

伊丹市では2022年に文化拠点として市立伊丹ミュージアムを建設しました。市内に点在していた5つの文化施設を統合して建設された、この施設は江戸時代の町屋である旧岡田家住宅と旧石橋家住宅を中心に本格的な日本庭園も楽しめるようになっています。もともと伊丹市立美術館、伊丹市立博物館、伊丹市立伊丹郷町館、伊丹市立工芸センターと別々だった施設を江戸時代に建てられた町家が中心になっている伊丹市立伊丹郷町館をベースに建設されました。アトリエやクラフトショップ、文化の発信施設、展示施設などの機能を備えているのも特徴です。古い町家を生かしつつ、新しい施設を追加する建設工事は、様々な時代をクロスオーバーした施設として機能しています。このようなケースは今後も増えていくかもしれません。

行政の試み!建設事務所とは?

文化施設の建設以外にも行政では建設の関連施設があります。それが建設事務所です。この事務所は行政の区域内で河川の維持や道路の建設維持、災害復旧などを施工しています。ただ、自身が施工するのではなく、入札によって最適な建設業者を指名し、委託することによって各種建設工事や土木工事を行っているのが特徴です。

建設会社が手掛ける意外な業務

建設会社が手掛ける意外な業務として除雪作業が挙げられます。雪国の建設会社では工事が減るため、やや閑散期に入ります。そのような中、重機を操作するノウハウを活かし、除雪作業を行うケースも少なくありません。