洗面台を施工する前にチェックしたいこと

洗面台はある日突然使えなくなるかもしれない!?

洗面台は毎日使うものです。当たり前のように存在しているので、ある日突然使えなくなる事態は考えないかもしれません。しかし洗面台がある日突然使えなくなるのは、十分に有り得る話なのです。
洗面台が使えなくったら施工して貰えれば良いのではと、思われるかもしれません。しかし洗面台の施工は、簡単にできるものではないのです。そこで業者に頼む前に、抑えておきたいポイントについてまとめてみました。

スペースの確認

まずはスペースです。当たり前ですが、スペースには限りがあります。例えば実際のスペースよりも大きい洗面台を選んでしまうと、入り切らない恐れが出てくるでしょう。もちろん、逆に小さすぎるのもアウトです。隙間に物を落としたり、変なほこりがたまったりして却って不衛生になります。
洗面台の設置場所はすでに決まっているかと思いますので、間口・奥行き・高さを測りましょう。また洗面台ボウルの高さも、把握しておきます。ボウルの高さが高すぎると使いづらく、低すぎると腰を痛めてしまいかねません。

給排水管の位置の確認

次に給排水管の位置です。猛烈に当たり前すぎる話ですが、洗面台に水は欠かせません。洗面台に水を供給し排水を流すには、給排水管が必要不可欠です。新しく施行する洗面台の給排水管と、すでに家の中にある給排水管の位置を確認します。2つの排水管が大きくずれていると、洗面台施工どころの話ではありません。
給排水管は壁の中にあることもあるので、素人でできるのは限られています。難しいと感じたのなら、業者に確認をとってもらうようにしましょう。

電源の有無

電源の有無と位置も確認しましょう。「洗面台は顔と歯を磨くだけで良い」というのなら、特に必要のない作業かもしれません。しかし電動歯ブラシを愛用したり、男性ならばシェーバーを頻繁に使っていたりすれば話は別です。当たり前のことですが、電動歯ブラシもシェーバーも電気がなかったら動きません。
洗面台でスムーズに電源が使えるかどうかを確認しましょう。