東京都は断熱工事に対する助成事業を行っている?

断熱工事は、省エネ効果も高く東京でも実施している方が少なくありません。
しかも東京都では断熱工事を行うと助成してくれるケースもあるのです。
今回は、東京都の断熱工事の助成事業について解説していきましょう。

東京都の断熱工事の助成事業とは?

東京都の断熱工事の助成事業は、「断熱改修、熱利用機器に対する助成事業」と呼ばれています。
これは都内のエネルギー消費量の3割を占める家庭部門の省エネ対策を推進する目的で行われている事業です。
目的の通り過程における熱の有効利用促進が狙いになっており、事業所ではなく一般家庭で得られる断熱工事の助成事業です。
主に熱の出入りが大きい窓やドアの断熱工事を中心に、太陽光など再生可能あねるぎー由来の熱利用機器の導入も対象です。

この制度では、戸建てや集合住宅の所有者、集合住宅の管理組合が助成金を受けられます。
条件がいくつかあり新規に未使用の設備を断熱工事などで設置することや交付が決定してから、断熱工事の契約をするといったことが挙げられます。

このように一般家庭で断熱工事を検討している方には恩恵が高い制度といえるでしょう。

気になる東京都の断熱工事の助成金内容

気になる助成金の内容ですが、断熱工事に限って言えば高断熱窓(既存住宅のみ)と高断熱ドア(既存住宅のみ)が対象になります。

高断熱窓は上限額が50万円で助成率(断熱工事全体費用に占める助成金の比率)は1/6になります。
1つの居室においてすべての窓を高断熱窓にすることが条件です。

高断熱ドアは上限額が8万円です。
こちらも助成率は1/6になります。
要件は、高断熱窓を設置するのと併せて実施することで、先ほどの高断熱窓の断熱工事を行わないと東京都では助成金を支給しません。

このように無条件ではないものの断熱工事の工事費を助成してくれるのは、かなりお得といえるでしょう。
もし東京都で断熱工事を検討している方は、助成金制度を利用する手もあります。