土木工事って何?

土木工事の転職を考えている人へ

手に職をと、土木工事への転職を考えている方も多いでしょう。土木工事を別の言い方に換えると、街づくりそのものです。景気に左右されることもないので、安定した収入も夢ではありません。
しかし土木工事について知らないまま転職するのも、考えもの。土木工事への転職を考えている人のために、土木工事について掘り下げます。

インフラ整備の仕事

土木工事は、道路・トンネル・河川・橋などのインフラを整えるのが主な仕事です。生活基盤を整備する工事になりますので、多くは公共工事という形で発注。つまり高知のインフラ整備を手掛けるのなら、依頼主は高知の役所になるという訳です。
インフラの整備には、色々あります。例えば橋を建設するとします。橋が必要になる場所は、海や川など様々。橋の工事に関しては、日本は世界トップレベルと言っても過言ではありません。ダムも土木工事の大切なお仕事。ダムは貯水タンク的な役割だけでなく、ゲリラ豪雨などの水害から人々を守る役割も担っています。他にも高速道路・トンネルも、インフラ整備の一環となっています。

災害復旧

高知の土木工事の仕事は、何も工事だけではありません。例えば地震や台風で、大きな被害が出たとしましょう。災害で被害が出れば、一目散に現場に駆けつけて復旧作業へと入ります。インフラの補修も承ることもありますので、土木工事の需要はますます高まるでしょう。
2018年に発生した記録的な大豪雨により、高知のインフラは大ダメージを受けたことがありました。地元の土木工事業者は、すぐに駆けつけて復旧に取り掛かりました。土木工事の仕事は復旧作業だけでなく、被災者の保護や行方不明者の捜索に当たることもあります。

工事はチームで取り掛かる

工事には、現場監督と技能者が取り掛かります。大掛かりな工事になると、関わる人は多くなるでしょう。また事故等のリスクも、考えられます。
万が一のことがないように、関係者全員力を合わせて工事に取り掛かるのです。土木工事はチーム産業そのもの。コミュニケーション能力に自信があるのなら、うってつけの仕事と言えるでしょう。