無理なく投資できる積立投信は、低金利時代に役立つ資産運用の方法

老後や将来に備えた資産形成のために、投資を検討する人もいます。

しかし、運用方法を間違えて資産を減らしたり、思うように資産が増えない場合もあります。

投資は損益の両方が発生する可能性がありますが、上手な運用をすることで損失リスクを最大限に抑えることも可能です。

積立投信は、各証券会社がサービスに力を入れており、簡単に取り組める投資方法として現在盛んに利用されています。

低金利時代に資産を増やす積立投信の方法

現在まで低金利時代が続いており、各銀行に貯金を預けておいても、ほとんど利子が期待できない状況です。

大手のメガバンクで、金利が0.001%という非常に低い数値になっています。

各銀行の普通預金の金利
https://www.woman110.com/200807/futuuyokin.html

ネット銀行ではこれより高い金利がついている場合も多いですが、それでも一般家庭が銀行の利子で資産を増やしていくことは無理があります。

投資を上手に活用すれば資産増加に役立つものの、リスクの高い方法を選択すると、逆に資産を大きく目減りさせる可能性もあります。

できるだけ安全性に配慮して資産運用する場合には、投資信託を一定額で月々に積み立てる「積立投信」が効率的です。

投資信託は、プロに任せた投資方法であるため、初心者でも簡単に投資対象を見つけることができます。

積立投信は放置した運用方法で自然に投資金額が増えていく

投資信託の中にも商品によってリスクの違いがありますが、インデックスファンドのような手数料が格安の投資商品は、かなりリスクを抑えることが可能です。

投資信託は複数の投資対象を一つの商品としてまとめているため、分散投資としてもリスク低減につながります。

特にネット証券では、ネットから簡単な手続きで積立投信の設定ができるため、利用しやすい点が特徴です。

積立投信のメリットは、月々に1000円などの非常に少ない金額から積み立てできる点です。

資金的に余裕のない人でも、無理のない金額で、投資のスタートができます。

決まった金額で定期的に自動購入していくため、購入時期を考える必要もなく、ドル・コスト平均法と呼ばれる手法によって自然に平均化された購入価格になります。

ドル・コスト平均法
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/to/J0608.html

時期によって株価は大きな下落局面にぶつかることがありますが、長期目線で考えれば株価は伸びていくという前提のもとで、この投資方法は有効に働きます。

資産形成のためには、長期的な運用でリスクを低減させながら少しずつ増やしていく方法が有効です。

いきなり大きな資金を投入すればそれだけリスクが高く、株価が暴落すれば大きな痛手を被ります。

また資金的にも、大きな金額を投資資金に回すことが無理な人もいます。

積立投信の場合であれば、月々に少ない費用負担で済むため、負担を感じることなく利用が可能です。

証券会社によっては、毎日の積立が可能な場合や、自社グループのポイントを投資資金に使えるところもあります。

初心者でも取り組みやすい柔軟なシステムが、積立投信の特徴です。