運送業における新型コロナウィルスの影響

新型コロナウイルスは経済に大きな影響を与えています。観光業や飲食業への打撃は非常に大きいですが運送業への影響はどうでしょうか。

海外からの荷受けが停滞

運送業においては自粛で宅配の荷が多くなりドライバー不足に陥る業者がある一方で、海外からの荷が滞りトラックの稼働率が激減するなどの状況も起きています。中でも対中貿易依存度の高い大阪港からの運送を行っている大阪の運送業者では、3月4月はかなりの落ち込み様だったようです。5月から6月にかけて少しずつ取り戻してきてはいますが、まだコロナ自粛以前の状態に戻るには時間がかかりそうですね。

コロナの影響で品薄に

人々は新型コロナウイルス予防のためマスクや消毒薬を買い求め常に品薄状態になりました。そのうえ、オイルショックに倣ってか、トイレットペーパーなどの日用品も極端な品薄になりました。これら商品は常に流通しているものですが、誰もが購入、買いだめをすることにより通常の流通では間に合わなくなtルのです。ましてや転バイヤーたちが輪をかけて買いだめるのですから…

品薄になった商品はメーカー側もフル稼働で生産しますが、それを運ぶ運送業もフル稼働となります。そのうえ外出自粛の折から宅配に頼る人たちが増え、これらの流通もドライバーの人手不足につながったのです。